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旅行会社情報

旅行会社の歴史(国内)



旅行で発生する宿泊や交通などの要素で商品を構成し、企画して、実施または仲介する会社が旅行会社です。なお、同様の業務を行なう会社を「旅行業者」、「旅行代理店」、「ツーリストビューラー」などと呼ぶこともありますが、この記事ではそれらをすべて「旅行会社」としています。さて、旅行会社という仕事は、そもそもどんな背景で生まれたものなのでしょうか。ここでは日本の旅行と旅行会社に目を向けて、どのようにして旅行会社が誕生したのかを詳しくご紹介します。

平安時代の旅行

平安時代の旅行

古代の日本では道が整備されていなかったこともあって、現代のように気軽に旅へ出かけられるということはなく、ごく限られた人が限定的な目的で行なうものでした。日本で旅らしい旅が多く行なわれるようになったのは、8世紀の平安時代頃だったと言われています。この頃には社寺への参拝を主な目的として、近畿地方と岐阜県にある33ヶ所の霊場を巡る「西国三十三所」や、四国にある88ヶ所の霊場を巡る「四国八十八ヶ所」などが行なわれたそうです。地域の権力者は人々の旅を嫌い、制限しようとしましたが、信仰心を動機とする旅であれば制限できません。旅と宗教とのこうした関係性は、ヨーロッパの同時代と同様の状況だったと言えます。なお、この頃は宗教的な旅が中心であったことから、旅のサポートは僧や神官などによって行なわれていたと推測されています。

江戸時代の旅行

江戸時代になると街道と宿場町が整備され、治安も改善されたことから、旅は一般的なものになっていきます。この頃、特に人気があったのは現在の三重県にある伊勢神宮を目的地とした「お伊勢参り」です。また、船による交通手段も発展したため、ある程度自由に動ける人々だけの特権的な娯楽ではあったものの、様々な目的地へ出かける旅が幅広く行なわれるようになっていきます。各地域の藩主が定期的に江戸を訪れる「参勤交代」が行なわれたのも江戸時代です。藩主とお供による江戸への一時滞在は、現在で言うロングステイに近い旅だと考えることもできます。また、俳聖として知られる松尾芭蕉が旅をしながら各地で俳句をしたためた「奥の細道」など、江戸時代には著名な人々によって多くの紀行文が発表されています。

明治時代から始まった日本の旅行会社

明治時代になってからは、開国により海外からの旅行者が日本を訪れるようになります。この頃に海外からの旅行者をもてなす目的で、現代に近い旅行会社が誕生したとされています。ボヘミア(現在のチェコ)から日本を訪れたヨゼフ・コジェンスキーは、1893年(明治26年)に日本を訪れ、日本の当時の様子を「ジャポンスコ」という書に綴っています。その他、確かな記録が残っているものとしては、滋賀県出身の南新助が列車の団体割引を知り、1905年(明治38年)に大人数での列車を手配し、「日本旅行会」を創業しました。これが、日本における旅行会社のスタートになります。南が創業したこの会社は、現在も日本旅行という社名で活躍しています。

戦後、海外旅行が大衆的な文化になるまで

戦後、国民の海外旅行が自由化されたのは1964年(昭和39年)のことです。解禁されてすぐは一部の富裕層のみが海外旅行を楽しめる状況でしたが、やがて日本と人々の生活は豊かになり、海外旅行が一般的なものになっていくのに合わせて、海外旅行を扱う旅行会社も増えていきます。