冬の旅行会社情報

旅行会社おすすめの冬限定ツアーや旅行先をご紹介



同じ旅行先でも、季節によって楽しみ方が異なるのも旅行の醍醐味。今回は、旅行会社がする、冬限定ツアーやバス旅行、冬の家族旅行にぴったりの旅行先などをご紹介します。冬ならではの魅力が満喫できる旅行の計画を立ててみませんか。

旅行会社が厳選した冬の温泉旅行

旅行会社が厳選した冬の温泉旅行

旅行会社の「日本旅行」が選んだ温泉地ランキング『にっぽんの温泉100選』をもとに、冬にぴったりの温泉旅行を見ていきましょう。露天風呂で雪見が楽しめる、周辺の観光と合わせて楽しめるなど、冬を満喫できる温泉旅行ばかりです。

【1位】草津温泉(群馬県)

堂々の1位は、温泉の自然湧出量が日本一の群馬県にある「草津(くさつ)温泉」。「日本三名泉」のひとつで、“天下の名湯”とも言われています。雪の多い高地にあるので、冬は雪見を楽しみながら至福のひとときが過ごせるのも魅力。近隣には「草津国際スキー場」があり、ゲレンデでスキーやスノボーを思いっきり楽しんだあと、「草津温泉」でゆっくりとくつろぐのも冬ならではの楽しみ方です。

【2位】由布院温泉(大分県)

2位は、大分県にある「由布院(ゆふいん)温泉」。由布岳(ゆふだけ)の山麓に佇み、周辺には地産地消の飲食店や、土産店などが軒を連ねる、「湯の坪(ゆのつぼ)街道」と言う観光地があります。冬になると、由布岳の山頂あたりは雪化粧に包まれ、時間がゆっくりと流れるような雰囲気が楽しめるのも魅力です。

【3位】下呂温泉(岐阜県)

3位にランクインした岐阜県の「下呂(げろ)温泉」は、1位の「草津温泉」と同様に「日本三名泉」のひとつに選ばれています。アルカリ性単純泉のまろやかな泉質のお湯で、肌もしっとりする温泉です。「下呂温泉」では、冬のイベントとして真冬の夜空を花火と音楽で演出する「花火ミュージカル」や週替わりで花火のテーマが異なる「花火物語」などを開催。温泉の旅情をより一層高めてくれます。

(温泉地ランキング出典元:https://www.nta.co.jp/yado/onsen/onsen100/)

旅行会社を通じて行く冬のバス旅行

観光地を効率良く周遊でき、満足感が高いとして、テレビでも特集が組まれる程注目されているバス旅行。多くの旅行会社が、様々なバス旅行のプランを企画し、販売まで手がけています。

冬ならではのバス旅行として挙げられるのが、旬の海の幸など冬の味覚を堪能するツアー。温泉宿でひと晩過ごし、「鳥取砂丘」を登ったり、「松葉ガニ」のフルコースが食べられたりするツアーなど、冬の味覚を中心に、温泉や観光地がセットになったバス旅行が人気です。

また、冬ならではの絶景を楽しむツアーもおすすめ。冬の時期しか見ることのできない富士山頂に夕日が沈んでいく「ダイヤモンド富士」や、「西湖(さいこ)樹氷まつり」、1月中旬~2月の土日と「富士山の日」である2月23日に開催される花火大会「河口湖・冬花火」を巡るツアーなどがあります。いつもと違う富士山の絶景など冬の風物詩を満喫できるのが魅力です。

1月は、「伊勢神宮」を中心に神社を巡るツアーも人気。2,000年のときを刻む「伊勢神宮」で新年の抱負を誓ったあとは、「おかげ横丁」で食事や買い物が楽しめます。観光地やグルメ、温泉、感動の絶景など魅力がぎゅっと詰まった冬のバス旅行。旅行会社のホームページやパンフレットなどでお得な情報を確認して、冬の旅行を満喫しましょう。

冬に行きたい旅行会社イチオシの家族旅行先

冬の家族旅行で候補に挙げたい旅行先は、冬にイベントも多い北海道や人気スポットが多い沖縄、温泉巡りにもぴったりの九州などです。冬の旅行で特に人気があるのは、スキーやスノーボードが楽しめる場所。スキーを楽しむにはまだ早い小さい子どもでも、ソリや雪合戦などで雪遊びを楽しむことができると、旅行会社でもイチオシです。家族連れに人気がある地域は北海道や東北、関東・甲信越などで、子ども用のゲレンデなど家族向けのサービスが充実したスキー場が点在しています。ゲレンデ近くの温泉宿や貸別荘に宿泊すれば、体を思いっきり動かしたあともすぐに休息が可能です。

また、温泉宿でバイキングを楽しむ旅行も定番。その土地ならではの冬の味覚を堪能できるのも魅力です。子どもも楽しめる温泉プールなどを備えた宿泊施設なら、家族全員で楽しめます。人気の宿はすぐに予約が埋まるため、早めに計画を立てましょう。また、家族旅行となると、着替えなども人数分必要となり荷物が多くなりがち。現地調達が可能なものもあるので、必要なものを最小限だけ持っていくと、帰りのお土産などのスペースが確保できます。

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冬の旅を十二分に堪能するためには、旅のプロである旅行会社を訪れて豊富な知識や情報を得ることがその近道となります。冬ならではの旅の面白さを楽しんでみましょう。

冬は南半球への旅がおすすめ

冬は南半球への旅がおすすめ

寒い季節には、暖かい場所への旅行がしたくなるもの。そのため、冬は南半球への旅行をする人が増える季節でもあります。

北半球の日本が冬ならば、南半球は夏を迎えています。つまり、日本で雪が降り積もる季節には、オーストラリアやニュージーランド、アルゼンチンやブラジルなどの南半球では、真夏を迎えているのです。クリスマスの時季には、屋外でバーベキューパーティーが開かれたり、半ズボン姿のサンタクロースがサーフィンをしていたりといった光景が当然のように見られる楽しさは、冬に南半球へ旅することでしか体験できません。つらい寒さから離れて、夏の南半球でクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ただし、旅先と帰国後では寒暖差が激しいため、持参する衣装や体調の管理には十分な注意が必要です。

冬が見頃の世界遺産

雪や氷による冬景色は、ときにその風景をより美しく見せてくれます。世界遺産に指定された観光スポットにも、冬が最もその魅力を引き出していると言っても過言ではない箇所が多く存在しています。

白川郷の合掌造り集落の雪景色

岐阜県の白川郷は、合掌造りの集落で知られる世界文化遺産です。手の平を合わせた形からそう呼ばれる合掌造りの家々が山間に点在する風景は「日本の原風景」とも呼べる物で、日本国内からはもちろん海外からも多くの観光客が訪れます。

合掌造りの屋根の傾斜は、この地方に多く降る雪への対策として設計された物ですが、雪が降り積もる季節の集落の風景はまさに絶景。山々に囲まれた集落の三角屋根に真っ白な雪が積もり、幻想的な光景となるのが魅力です。冬の間はライトアップイベントも開催され、より美しい集落の光景を楽しむことができます。

冬の知床は海も生き物も雄大!

北海道東部、オホーツク海に突き出した知床半島とその沿岸海域には、多様な生物相や生態系、そして雄大な自然美があふれており、世界自然遺産に登録されています。冬には、オホーツク海を流れてきた北極圏からの流氷が流れ着き、知床半島の北側の海を埋め尽くします。近年は、地球温暖化の影響からその量は減りつつあるものの、海洋惑星である地球の壮大さを肌で感じることのできる地域であると言えます。

また冬には、トドの群れが海上に現れる姿や、天然記念物にも指定されているオジロワシやオオワシなどの鳥も観察することができます。日本最北端の世界遺産は、冬も見頃なのです。

天然氷!世界最長のスケートリンク・リドー運河

カナダ・オタワ市にあるリドー運河は、北米で最古の運河である上に現在でも利用されており、世界文化遺産に登録されています。建設当初は軍事目的で作られましたが、幸いにもその目的では使用されず、現在は観光用・娯楽用として使われている運河です。

この運河の最大の魅力は、冬に運河全体が凍りつき、長さ7.8キロメートルものスケートリンクへと変わることで、これは世界最長でありギネス世界記録にも登録されています。観光客がスケートを楽しむのはもちろん、地元住民が通勤用にスケートを利用しているという点も見逃せない魅力です。

冬からが本番!江戸時代の「おかげ参り」

江戸時代、伊勢神宮へお参りの旅に出る「おかげ参り」が大流行しました。その際に、旅人たちの宿を世話したのが「御師(おんし)」と呼ばれる人たちで、彼らは宿を営むだけにとどまらず、伊勢観光のガイド役としても活躍したり、参拝の作法を教えたりしていました。そして、御師たちは伊勢にいるだけでなく、全国へ飛び伊勢神宮参りをアピールして回っていたことから、現在の旅行会社や旅行ガイドブック、旅行サイト、宿泊予約サイトなどの役割を一手に担っていたとも言えます。

そして、この御師の活躍によりおかげ参りは江戸時代を通じて全国的にブームを巻き起こしますが、そのピークの始まりが、冬だったのです。稲作に従事する人が多かった江戸時代、秋の刈り入れ時期が終わり冬になると農閑期を迎えます。その農閑期の始まりが、おかげ参りのピークの始まりでもあったのです。


最近では、旅行も観光を主体としたものから、ライフスタイルに合わせたもの、趣味・嗜好に合わせたものへと変化しているようです。こうした旅行者の幅広いニーズにも、旅行代理店では、いろいろなプランで対応してくれます。この冬は、旅行代理店に一度相談して、自分らしい旅行を企画してみましょう。

旅行券を贈ろう

旅行券を贈ろう

お歳暮やクリスマスプレゼントなど、冬は贈り物のシーズンです。生活用品や嗜好品など、相手に合わせてどんな贈り物にしようか悩むところですが、親しい間柄だったら旅行券も喜ばれます。大手旅行代理店では、それぞれ旅行券を発行・販売しており、電車や飛行機のチケット、パッケージツアーなど、旅に関することなら様々な用途に利用することができます。商品券と同じように日時を選ばず、贈られた人の都合によっていつでも利用でき、額面は1,000円~1万円で、要望に合わせて自由に組み合わせが可能です。

金婚式や銀婚式を迎えた両親、結婚を控えたカップル、この春に新社会人になる人への贈り物など、購入を考えている人は旅行券を発行する旅行代理店に相談してみましょう。ただし、旅行券は直接鉄道会社や航空会社、ホテルなどで利用サービスの支払いには利用できず、各旅行代理店でしか使用できないため、利用の際には気をつけましょう。

旅行券以外にも、結婚式の引き出物などでお馴染みのカタログ式ギフトもオススメです。カタログ式ギフトは、カタログの中から、好きな旅行や宿泊施設、雑貨やグルメなどが選べるようになっており、見るだけでも楽しい内容です。

冬休みをイベント&旅行で楽しむ

冬休みには各地でイベントが開催されますが、遠隔地になるとイベントのチケットに宿泊施設、交通機関などすべて自分で調べたり手配しなければならず、大変な労力になります。こんなときは、旅行代理店を利用するのもひとつの方法です。旅行代理店では、イベントのチケットを含めて、宿泊施設や往復の交通機関の切符までまとめて取ることができ、観劇鑑賞やコンサート、スポーツイベントなど様々なイベントを取り扱っています。

美術館や博物館の企画展などのプランでは、時間を調整すれば着いた当日だけでなく、翌日も鑑賞することができたりと、旅行代理店ならではの様々な特典がついていることもあります。忙しくて冬休みの計画ができない人は、旅行代理店に一度相談してみましょう。

テーマ旅行に参加しよう

冬はスキー&スノーボードを楽しむゲレンデツアーが人気ですが、最近はウィンタースポーツだけでなく、冬の旬の味覚を食べに行くグルメ旅行や温泉地を巡る温泉旅行、北海道の流氷を見るツアーや富山の立山黒部アルペンルートを見るツアー、各地の雪祭りツアーなど、この季節しか見られない自然やグルメツアーをテーマにしたプランも多くあり、毎年人気ツアーになっています。観光以外でも、冬はマラソン大会が各地で開かれ、最近のマラソンブームも手伝って、大会への参加を含めたツアーも大人気です。

他にも、観光列車や特別列車に乗って観光地を巡るツアーなど、目的地よりも「列車」という旅の行程にスポットを当てたプランなども人気です。

このような旅行プランは年々種類が増えており、より細かいニーズにも対応した商品も登場しています。自分のお気に入りのテーマがあれば、冬休みを利用して参加してみてはいかがでしょうか。


ウインタースポーツの本番を迎えて、多くの人がゲレンデに向かいます。また、学生生活の思い出を残そうと卒業旅行の予約も始まり、旅行会社ではアクティブな若い人を中心に忙しい季節を迎えます。

スキー&スノボーはツアーで

スキー&スノボーはツアーで

スキー&スノボーのシーズンが開幕すると、スキー&スノボーツアーも各種販売されます。ツアーではバスや鉄道、飛行機などの交通機関、宿泊施設、リフト券、道具レンタル料金がパックになっており、個人で行くよりリーズナブルになっています。ゲレンデのエリア(場所)、日帰り・宿泊、マイカー利用など、組み合わせも自由に選べるようにいろいろなプランが用意されています。宿泊施設もゲレンデに近いホテル、ペンション、ロッジと希望や予算に応じて様々なプランが用意してあります。

スキーツアーとして定番なのがバスツアーで、往復バス代とリフト券がセットになっており、毎年多くの利用客がいます。深夜に出発して朝方に目的地に到着するので、朝からゲレンデで滑ることができます。滑ったあともバスの中でゆっくり眠れるので、マイカー利用より疲労が少ないことや、ゲレンデで飲酒ができるメリットがあります。専用バスなのでスキー板やスノーボード、荷物もまとめて収納できるので室内でゆったり過ごすことができます。

誰よりも早く滑りたいと言う人には、オープニングツアーに参加しましょう。ゲレンデ開きに合わせて初滑りができ、様々な特典もついています。ゲレンデ開きはどこもいろいろなイベントが行なわれるので、参加するとステキな景品がもらえたりします。

また、家族連れには、子ども向けのゲレンデがあるスキー場をピックアップしたファミリープランが最適です。初めてスキーやスノーボードを体験する子どもにも安心です。この冬にウインタースポーツを満喫したい人は、早めにプランを立てて、最寄りの旅行会社に申込みましょう。

卒業旅行で海外へ

卒業旅行で海外へ

大学生や専門学校生の最終学年は、1月~2月の期末試験や卒業論文・卒業制作の提出が終われば、あとは卒業式を待つだけとなります。この期間を利用して、学生時代の最後の思い出として卒業旅行へ行く人が多いようです。一緒に学生生活を過ごしてきた仲間たちと過ごす時間もあとわずかですので、卒業旅行で思い出を語り合ったり、将来の夢を話し合ったりしてはいかがでしょう。

旅行先としては、まとまった休みがあることと、就職してからはなかなか行くチャンスがないことから、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリア、ハワイなど海外が人気です。各旅行会社もこの時期は特集を組んだり、いろいろな企画を用意するなどして、集客します。バブル期だった1980年代~90年代は豪華な旅行プランが流行しましたが、2000年代からは低料金でお得感のあるプランに人気が集まっているようです。

旅行会社に行く前に、自分たちでどのような卒業旅行にしたいかを決め、ある程度プランを立てましょう。どこの国の何を見たいか、どんなホテルに泊まりたいか、現地でどのように過ごすかなど、日程と大まかなスケジュールをある程度決めておきます。プランが決まったら旅行会社に相談しますが、初めて海外に行く場合は、できるだけ信頼のおける旅行会社に相談しましょう。現地スタッフのサポートやトラブル発生への対応など細かい点で安心です。

また、プランが決まったらパスポートの交付やビザの取得が必要です。パスポートは旅券センターに個人で申込んで交付してもらいます。初めての場合は、交付までに時間を要するので、出発までに余裕を持って申込むようにしましょう。あとは旅行会社のほうで、いろいろセッティングしてくれるので、航空チケットを受け取って出発です。

今ではかなり細かい要望でも対応してくれるので、思い通りのプランを実現しやすくなっています。わずかな時間を有意義に過ごせるような旅にしましょう。